モノの森で試してみる
「モノの森」で、キッチンや救急箱、ドレッサーのストックに期限日を記録してみませんか。期限が来る前に、「落ち葉の季節」がそっと知らせてくれます。
収納ガイド
森の編集部 6分で読める
皆さん、こんにちは。風森です。
先日、肉じゃがを作ろうとして、コンロ脇の残り少ない醤油に手を伸ばしたついでに、吊り戸棚のいちばん上を開けてみました。すると、未開封の醤油がもう一本。
うれしくなって手に取り、ボトルを見てみると……賞味期限はこの春に過ぎていました。
さらに奥をのぞくと、去年買い置きした乾麺がひと袋、セールのときに買ったトマト缶がふたつ。どれも期限が切れていました。家に迎えたときは、どれも「備えあれば憂いなし」のつもりだったのに。
これは誰か一人のうっかりではありません。消費者庁が公表したデータによると、2023年度に日本の家庭から出た食品ロスは約233万トン。薬も同じです。オーストラリアで四千人あまりを対象に行われた調査では、六割の人が「念のため」の薬を家に置いていて、そのうち約三分の一はすでに期限が切れていました。
整理収納の視点から見ると、期限切れの多くは「傷んだ」からではなく、**「忘れられた」**からです。
ですから問題は「買い置きするかどうか」ではなく、買い置きしたものを、期限が来る前に思い出せるかどうかなのです。
モノの森に食品や薬、スキンケア用品を登録するときは、パッケージに書かれた日付を「期限日」に入力します。この項目さえ入っていれば、あとのリマインダーは自動で動き始めます。
同じものが何個かあって期限がそれぞれ違う場合(たとえば別々の日に買った牛乳)は、二つのモノとして分けて記録するのがおすすめです。そうすれば、それぞれが自分の日付を持てます。
同じロットのものを一度にたくさん買ってきたときは、「モノ」タブで長押しして複数選択し、「一括操作」の「期限」から同じ日付をまとめて入力できます。
「期限リマインダー」では、1週間前・3日前・1日前の三つの通知をそれぞれオンにできます。初期設定では三つともオンです。「通知時刻」は朝9時が初期設定ですが、仕事終わりや買い物に出る前など、都合のいい時間に変えることもできます。設定は「その他」画面の通知カードにある「詳細設定」から開けます。
リマインダーはiOSの通知の許可を使っています。一度も通知が届いたことがない場合は、まずiPhoneの設定でモノの森の通知がオンになっているか確かめてみてください。
期限リマインダーをタップすると、「落ち葉の季節」が開きます。ここには期限切れのモノと期限が近いモノが一列に並び、一つずつその場で決められます。
詳細画面を一つずつ開く必要はありません。棚ひとつ分の「落ち葉」も、数分で手入れできます。
「モノの森」で、キッチンや救急箱、ドレッサーのストックに期限日を記録してみませんか。期限が来る前に、「落ち葉の季節」がそっと知らせてくれます。
私の習慣は、週末スーパーに行く前に「期限間近」を一度のぞくこと。期限の近いトマト缶が、その週の献立を決めてくれます。
家じゅうのお菓子を一袋残らず登録する必要はありません。まずはいちばん「期限切れ」が出やすい場所を一つ選びましょう。
そこにあるモノの日付を記録して、「落ち葉の季節」のおかげで期限間近のものを一つ使い切れたとき、この習慣の意味がきっと分かるはずです。
救急箱を一つずつ確認できるチェックリストにしたい方は、シリーズ第2期で紹介した「かご」とチェックリストモードも参考にしてみてください。
あの期限切れの醤油は、結局流しに捨てることになりました。
でもその日から、戸棚に新しく迎える調味料には、一本一本に日付がつくようになりました。先日はモノの森が「乾麺の期限まであと3日」と知らせてくれて、その晩は湯気の立つ温かいにゅうめんを家族で囲みました。
買い置いたものを最後まできちんと使い切ること。それがそのモノへの、そしてあのときの「備えあれば」という気持ちへの、いちばんの応え方なのかもしれません。
あなたの家でいちばん期限切れが出やすいのは、どの棚ですか?
今日の「生活と機能」のシェアが、あなたの暮らしと整理のヒントになれば幸いです。
それでは、また森でお会いしましょう。🌿
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